iPhone XS Maxは意外と持ちやすい。XRはXS Maxより4万円安い!

意外と持ちやすいiPhone XS Max

現地取材に来てることの圧倒的なメリットのひとつは『実機に触れる』ということがある。スマートフォンは日々手にするアイテム。手に馴染むのかどうかは非常に重要なポイントだ。実際に触った、iPhone XS/XS Maxの感触についてお話しよう。

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▲新しいiPhone XR/XS/XS Maxは、カリフォルニア州クパチーノにあるApple新本社のSteve Jobs Theaterで発表された

私も含めて、現地でiPhone XS Maxを触った人は、「意外と小さい。持ちやすい」という意見が多い。日本では数値を見て「大き過ぎる!」という意見が多いようだが、実際に触ってみるとそうではないのだ。

まず、6.5インチという数字のマジックがある。iPhone 8 Plusは5.5インチでそれより1インチも大きいということになるが、ディスプレイは縦に大きく伸びているので、幅はそこまで大きく変化してしていない。本体の幅はむしろわずかながら小さくなっている。つまりスリムになっているのだ。

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▲iPhone XSとXS Max。XSは現行のXと同じサイズだから、こうして並べるとイメージしていただけるだろうか? 握りの幅はそれほど大きく違わないのだ

iPhone 8 Plusに対して縦方向に画面は大きくなっているから、映像を見たときの満足感は大きい。iPhone Xよりも、iPhone 8 Plusよりもはるかに大きな画面で大迫力の映像を堪能することができる。iPhone 8 Plusに対して大きく映像端末として価値が増しているのに、わずかでもスリムで持ちやすくなっているという意味は大きい。

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重量はiPhone 8 Plusの202gに対してXS Maxが208gと、少し重くなっているにも関わらず、持った感じでは軽く感じる。

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内部構造的な余裕も増しているからか、ステレオサウンドもより良くなってるらしい(これは取材現場が賑やかすぎてよくわからなかった)。単体で動画を見たり、ゲームをしたりした場合の満足感も大きくなっているという。Maxの名の通り最大の体験のための端末なのだ。

結論として、実機に触ってみるとiPhone XS Maxは印象がよくなる(欲しくなる)端末だと思う。

そう、XS/XS MaxはXRと違って、Xと同様のステンレス製のフレーム(アルミより硬いので切削の時間=コストがかかる)を持つのだが、新色のゴールドとスペースグレイは、PVD着色プロセスという物理蒸着処理が施されており、ステンレスへの着色を実現している。Apple Watchの新しい色にも使われており、これは新たなAppleの素材の使い方として広がっていきそうだ。この写真をご覧いただければ分かるように、非常に高い質感と美しさを持っている。

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iPhone XSのサイズはXとまったく変わらない。しかし、ケースの互換性が完全かどうかは実機を受け取って試してみないと断言はできない。金属製やハードなプラスチック製などの精密なケースは、数値に出ないような細かい形状変更や表面仕上げの違いでキツくなってしまうことがあるからだ。

XRは同一容量で比べると4万円も安い

今回、お買い得なのは、なんといってもiPhone XRだ。

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▲発表するフィル・シラー。左側がXSシリーズ、右がXR

iPhone Xなどと同じように端まで広がる広大な画面を堪能できるし、ディスプレイの美しさも同じ映像を映して、直接並べて比較しなければ違いに違いに気付かないほど十分に美しい。なんといってもチップセットとしてはiPhone XS/XS Maxと同じ最強のA12 Bionicが搭載されている。

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A12 Bionicは、その圧倒的な処理速度で、撮影する写真のクオリティを上げているし(今回のXR/XS/XS Maxで使えるスマートHDRや距離情報に基づいたボケの追加などに使われている)、動画も最終的にアウトプットされるのは秒間30コマでも、60コマを撮影しその間のコマを補完情報としてリアルタイムで映像クオリティをさせたりするのに使われている。

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▲手の大きい筆者なら、XRの一番右上のアイコンに届かなくは……ない。

これだけの性能を持ちながら、XRはXS Maxより同一容量で4万円安い。さらに6色のカラーバリエーションを持っている。ブルーやコーラル、イエローなどの従来のiPhoneにない色を使って個性を主張したい人にはXRしか選択肢はないだろう。この新しい色は、外周部のアルミのアルマイトと背面ガラス部分の透明感のある色で構成されるが、これも写真などでは伝わりにくい独特の質感があり、照明によってコロコロと色が変わるので、本当は実機を見て選んでもらいたいところだ。

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実際に触った感触でいうとサイズ的にはXRはXS Maxと同じぐらいのサイズ感を感じる。物理的な幅が狭いにも関わらずだ。おそらく、XS Maxより0.6mm厚いことが影響していると思うのだが、握った感が少しボリュームがある感じがする。

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そのわずかな厚さと重さが、XRにわずかな野暮ったさを生んでいる。性能的にはほとんどXRで十分なハズだ。ただ、XS Maxのゴージャスさ、研ぎ澄まされた感じにはかなわない。

どちらを選ぶかは、この違いに4万円の価値を感じるかどうかにかかっていると思う。

(出典:flick! digital (フリック!デジタル) 2018年10月号 Vol.84

(村上タクタ)

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